2014年09月12日
大迫力の棧俵(サンバイシ)神楽が舞う!新潟市江南区「木津祭り」を取材★〔後編〕
前編では、棧俵(サンバイシ)神楽の由来を木津地域の水害の歴史と絡めてお伝えしました。
後編では、当日に加茂神社で披露された棧俵(サンバイシ)神楽の様子をレポートします!
木津祭りでは、広い木津地域の中を2日間かけて何箇所か巡って神楽を披露し、最後は神楽の頭を小阿賀野川へ流して終わるそうです。初日の加茂神社での神楽奉納を拝見しようと鳥居の前で待っていると、何やら向こう側から賑やかな音が近づいてきます。
賑やかな車(の山車)と共に、本日の主役である棧俵(サンバイシ)神楽の頭がやってきました!
小さな女の子が棧俵(サンバイシ)神楽の頭をそ~っと覗きこみます。
準備が整った後、いよいよ神楽のスタートです♪ 獅子頭の神楽とペアで踊るんですね。
まずはひとりで一通り踊った後…
徐々に人数が加わって神楽の身体が大きくなり…
こんなに大きな神楽となります!
驚くことに、この体形と人数で縦横無尽に踊り回ります!すごい迫力っ!!
…あれっ?
…神楽と目が合ったような気が…
…あれれっ!? こっちに…
神楽が…くるっ!?
うわああっ!!
……。
…ということで、当日は何人かのお子さんやカメラマンさんが、棧俵(サンバイシ)神楽に頭を食べられそうになっていました(汗)
やがて、楽しかった神楽の舞も終了です★
木津地域の神楽保存会の皆さん、本当にお疲れ様でした!
最後は木津地域の子どもたちが舞いを披露してくれたのですが、みんなで着ていたお揃いのTシャツには、棧俵(サンバイシ)神楽のイラストがプリントしてあって、とても可愛かったです♪
やがて片づけも終わって、木津祭りの山車一行は別の会場へと移動していきます。
けっこう木津地域の老若男女の方々が大勢参加して、集落伝統の祭を楽しんでいるように見受けられました。
加茂神社の境内にある大ケヤキの周囲にも静寂が戻ってきました。
来年の秋祭りもまた楽しみですね!
◆さんばいし神楽ホームページ
http://sanbaishi.flips.jp/
◆新潟市江南区ホームページ:棧俵神楽
http://www.city.niigata.lg.jp/konan/about/saijiki/sanbaishi.html
コメントする