2012年03月15日
カテゴリー:未分類
紙芝居「新潟水俣病との出会い~あき子ちゃんの夏休み自由研究~」制作秘話☆
先日発行した「阿賀野川え~とこだより第6号」!
まだご覧になっておられない方は、右のバナーよりダウンロードしてご覧ください☆
今回は、その第6号の紙面に掲載した、紙芝居「新潟水俣病との出会い~あき子ちゃんの夏休み自由研究~」の制作者「こっこ」へのインタビュー記事をご紹介します!
**********
「草倉銅山物語」「阿賀野川物語」と続く紙芝居3部作・完結編は、
夏休みの自由研究で新潟水俣病を調べるため、阿賀野川流域を上流から下流まで駆け巡る小学生・あき子ちゃんの成長物語。
これまでと同様、今回も制作者「こっこ」へ制作秘話を聞いてみました!
Q まずは、紙芝居全3部作を作り終えた感想を教えてください!
「草倉銅山物語が一番いい思い出ですね。2作目以降はだんだんテーマが重くなっていき、文章作りなど苦労したことが多かったかな」(板屋越さん)
「とにかくほっとしました!3部作を通して、水俣病や阿賀野川に対する誤解や偏見がなくなり、皆さんが地元や阿賀野川をもっと大切にしてくれればなって思います」(山口さん)
Q では、今回の新潟水俣病をテーマとした紙芝居の制作はいかがでしたか?
「文章作成が難しかったですね。わかりやすい言葉で、まとまりよく伝えることに苦戦しました」(板屋越さん)
Q 見どころを教えてください!
「色合いがカラフルなので、是非絵を見てほしいです!また、水俣病の症状や今も苦しんでいる様々な立場の方々についてよくわかってもらえると思うし、現代の社会問題にも通じる内容だと思うので、身近な問題と重ね合わせながら聞いてもらえたらと思います」(山口さん)
Q 最後に一言お願いします!
「新潟水俣病と同じような歴史を繰り返さないように、というメッセージが伝わってほしいです!」(板屋越さん)
「この紙芝居に出会った時に、足を止めて環境や差別について見つめ直す時間を少しでも作ってもらえたら嬉しいです」(山口さん)
**********
最後に、「こっこ」の皆さんをご紹介します!
阿賀町などの若者(山口茉依さん・板屋越由希さんほか)からなるグループで、様々な史料や現地を調べた上で、親しみやすい絵とわかりやすい文を心がけて紙芝居を制作されています!
ちなみにグループ名の由来は“漬け物”を意味する阿賀町の方言とのこと☆
今月25日(日)に開催する「阿賀野川エコミュージアムを目指す流域再生フォーラム」では、紙芝居「新潟水俣病との出会い~あき子ちゃんの夏休み自由研究~」を上演します!
上演者は「こっこ」の予定です☆
その他にも内容が盛りだくさんのフォーラムですので、皆さまのお申込みをお待ちしています!
コメントする