2010年12月30日
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え~プロのスイーツ開発!?
阿賀野川え~とこだプロジェクトでは、
ロバダンやイベントのたびに茶菓子を提供しています。
茶菓子をきっかけに、見知らぬ者同士で会話が弾むことがけっこうあるからです。
そのため、事務局では、阿賀野川流域ならではの茶菓子を求めて、日々アンテナを張り巡らせています。 例えば…
・女子目線で人気スイーツを探したり、
・食べ歩きマニア目線で流域の菓子店舗の踏破を試みたり…。
・はたまた、関係者の中には、開発者の目線で取り組み出す方まで…(笑)
先日、事務局のYが、その方に、京都旅行のお土産として、
京都の人気スイーツ・麩嘉(ふうか)さんの「麩嘉饅頭」(生麩饅頭)を差し上げたところ…
「なんだ!? この食感は…このモチモチ感は!」
「饅頭を笹1枚で包んでいる…通常は笹2枚で包むのに…!」
…と、饅頭の食感とその包み方に、異常な興味を示されました。
その方のお菓子開発の研究熱に、拍車をかけてしまったかもしれません(汗)
生麩やそれを使用した麩饅頭は、京都のものが大変有名ですが、
元々、千年ほど前に中国から日本に伝わり、京都の禅僧の間で広まったのが始まり。
モチモチ感が女子や食通の間で評判となり、今では全国の和菓子店に広まりました。
ちなみに、このモチモチ感の正体は、小麦粉から精製されるグルテンです。
さて、先日25日のパネル展オープニング記念イベントにて…
その方が提供してくださったのが、なんと…
古代米の一種・黒米でつくった「黒米もち」です!
お湯で温めると、柔らかく瑞々しい黒米もちへと変身します!
黒ゴマ・小豆餡・きな粉をまぶして、「だんご3兄弟」に変身させてから、美味しくいただきました!グルテンに負けないモチモチ感と、食品添加物の化学的な雑味がまったくない優しい味でしたよ☆ ただし、食品添加物を使用していない裏返しで、このモチモチ感を継続できないことが課題…だそうです。
黒米は普段の生活ではなかなかお目にかかれない食材です。また、黒色の正体は果皮に含まれる色素で、ポリフェノールの一種「アントシアニン」と言い、視力や肝機能を強化する働きがあるとされています。
阿賀野川え~とこだプロジェクトでも、今後はこうした珍しく健康にも良い食材を活用して、食品開発などにも力を入れていければ良いな~と密かに計画しています!
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