2013年12月15日

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【阿賀町鉱山特集・中編】「ナニコレ珍百景」で放映された阿賀町・持倉銅山だけじゃない!~草倉銅山パネル作品の紹介♪

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☆パネル作品「草倉銅山の光と影~鉱山(やま)に魅せられた人々~」

昨日の前編に引き続き、阿賀町鉱山特集・後編の草倉銅山特集をお送りします★
阿賀町では持倉銅山以上に人気が高く、壮大なバックグラウンドを持つ鉱山として、草倉銅山が知られています。産業遺構としては、持倉銅山や三川鉱山に及ばないものの、関連資料は多く残っており、そこに秘められたストーリーの数々が、現代に生きる私たちに様々なことを訴えかけてきます。

「阿賀野川え~とこだ!プロジェクト」では、草倉銅山の関連資料を膨大に収集して整備した後、それらをパネル作品や紙芝居として制作しました。本日はパネル作品の内容を少しだけご紹介いたします!

◆パネル作品「草倉銅山の光と影~鉱山(やま)に魅せられた人々~」

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タイトル。バックの写真は現在の鹿瀬発電所の角神ダム湖にあった港と精錬所です。柏崎市立図書館所有の絵はがき「小竹コレクション」の所蔵。

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【1枚目「草倉銅山の幕開け」-近代鉱山への道のり-】草倉銅山は江戸時代に三角沢と呼ばれる地点で発見されました。明治初期の経営者は津川の山林王・平田治八郎です。

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【2枚目鉱山王「古河市兵衛」-鉱山専業の決意-】そして、明治8年に平田から経営権を買い取った人物が、後の古河財閥を築く古河市兵衛でした。ちなみに、彼にとっても初めての鉱山開発でした。

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【3枚目「最盛期の草倉銅山」-技術の進歩と生産量の増加-】やがて、巨大な精錬所を本山下の角神ダムに建設します。こうして草倉の生産量は増加し、その稼ぎを足尾銅山の開発につぎこんだのです。

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【4枚目「銅を運んだ川の道」-世界とつながっていた草倉-】精銅は大河・阿賀野川を通じて帆掛け舟で運び出されました。当時は古河の社章「ヤマイチ印」の舟が何艘も往来していたといいます。

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【5枚目「鉱山での暮らし」-草倉銅山こぼれ話より-】当時は6千人以上の人々が住んでいた草倉銅山とその周辺。山奥の大きな村には先進文化が入り込み、大勢の人々で賑っていました。

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【6枚目「友子同盟」-熱き絆と血の掟-】当時の鉱夫たちは労働環境は劣悪で、事故死や病死が大半でした。彼らは友子同盟という親分・子分の関係を築き、相互扶助の仕組みを発達させました。

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【7枚目「繁栄の代償」-草倉でも発生していた鉱害-】歴史的には足尾銅山の鉱害が有名ですが、草倉でも煙害や鉱毒の被害が確認できます。足尾ではその被害が何十倍にも広がってしまいました。

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【8枚目「草倉残照」】やがて明治後半になると産銅量は減少し、大正初期に枯渇して閉山します。人々は村を解体して、足尾へと引っ越していきました。これと同様の光と影は、昭和期にも昭和電工㈱鹿瀬工場でも繰り返されます。

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【9枚目「草倉関連年表」、10枚目「草倉を伝えた人たち」】

以上で、パネル作品は終了です。作品全体を通して見ると、草倉銅山が辿った光と影の軌跡は、昭和の高度経済成長期にも繰り返され、繁栄の中の環境汚染や健康被害、繁栄の後の衰退や過疎化など、多くのことを私たちに語りかけてきます。

パネル作品は随時、貸し出しておりますので、展示を希望する方は「一般社団法人あがのがわ環境学舎」までお問い合わせ願います♪

一般社団法人あがのがわ環境学舎ロゴ ◆一般社団法人あがのがわ環境学舎
住所:〒959-2221新潟県阿賀野市保田3866番地1
電話&FAX:0250-68-5424
E-mail:aganogawa@niigata.email.ne.jp
 
◆阿賀町鉱山特集
O阿賀町・持倉鉱山がテレビ「ナニコレ珍百景」で放映されます!
https://aganogawa.info/archives/12530
O【前編】「ナニコレ珍百景」で放映された阿賀町・持倉銅山こぼれ話~草倉銅山の事務員&五十島の蛍石
https://aganogawa.info/archives/12983
O【中編】「ナニコレ珍百景」で放映された阿賀町・持倉銅山だけじゃない!~草倉銅山パネル作品の紹介♪
https://aganogawa.info/archives/12996
O【後編】「ナニコレ珍百景」で放映された阿賀町・持倉銅山だけじゃない!~紙芝居「草倉銅山物語」の紹介♪
https://aganogawa.info/archives/13045

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