阿賀野川え~とこだより第38号を発行しました!

阿賀野川流域のSDGs(※1)を具体化していくために

◆巻頭言:大河・公害・大地という切り口から、流域の「環境」「人権」「地域」を探る

  FM事業(※2)では今年度から、「阿賀野川流域の歴史や文化が織りなす光と影」への理解を深めた上で、「流域での現在の暮らしや地域の未来」を模索していきたいと考えています。しかし、こうした「持続可能な地域の今後」について、具体的に何をどのように探れば良いかは、あまり判然としていません。

 現在、国や社会が持続可能に発展していく目標として、世界中で「SDGs」が推進されています。「SDGs」は17の目標から構成されますが、これらを整理すると「環境」「人権」「地域」に大別されます。FM事業では、この3つの視点(※3)を拠り所に探ろうと考えています。

 今号でも紹介していますが、毎年開催されるパネル巡回展について、今年度から「流域のSDGsを探る」という共通テーマのもと、3年かけて【大河編】(1年目)、【公害編】(2年目)、【大地編】(3年目)を展開します。FM事業では今後、阿賀野川流域を特徴づける大河・公害・大地という切り口から、流域を持続可能にする3つの視点「環境」「人権」「地域」について、考えを深めていきます。
 
※1「Sustainable Development Goals」(=持続可能な開発目標)の略称。詳細はP.2参照。
※2「阿賀野川え~とこだプロジェクト」のこと。詳細はP.8参照。
※3詳細はP.7参照。

 

◇特集1 阿賀野川エコミュージアムを目指す流域再生フォーラム(第12回)「高橋なんぐ 大人のお笑い授業 ~コミュニケーション、SDGs、そして、新潟水俣病まで~」参加者募集!


 
令和5年度の阿賀野川エコミュージアムを目指す流域再生フォーラム(第12回)は、「高橋なんぐ 大人のお笑い授業~コミュニケーション、SDGs、そして、新潟水俣病まで~」と題して、新潟市秋葉区の「秋葉区文化会館」を会場に開催します!

新潟お笑い集団NAMARA(ナマラ)に所属し、新潟県内外の小・中学校などへ、コミュニケーションなどをテーマに日々お笑い授業を届ける高橋なんぐさん。最近は、新潟水俣病を伝える授業も行い、SDGsに通じる様々なテーマを広く手がけています。
今回は、今年度のFМ事業を振り返りつつ、高橋なんぐさんとジャックポット(春巻まさしさん・大野まさやさん)を講師に迎え、新潟水俣病やSDGsなどへの理解を深める、大人向けのお笑い授業を特別に開催します!

参加費はお一人あたり500円(C’s kitchenの佐藤千裕さん特製・阿賀野川流域の旬の食材を使用した特製スイーツ付き♪)で、定員は40名(抽選)です!
参加にあたり、2024年3月15日(金)までに事前申込(申込フォームはこちら)が必要です。
多くの皆様からのお申し込みをお待ちしております!
※抽選結果は、3月17日(日)までに「メール」または「郵便」でお知らせします。お知らせが届かなかった方はお問い合わせください。
 

 

◇特集2 阿賀流域再発見・連続ツアー講座2023 阿賀野川流域のSDGsをさぐる 清らかな水を守り活かす、阿賀野川上流域の持続可能な豊かさとは? 開催レポート


 
2023年9月3日(日)に事前座学講座、9月9日(土)と9月16日(土)には現地バスツアーを実施した阿賀流域再発見・連続ツアー講座2023「阿賀野川流域のSDGsをさぐる 清らかな水を守り活かす、阿賀野川上流域の持続可能な豊かさとは?」の開催レポートをお届けいたします!
なお、9月3日(日)に開催した「事前座学講座」様子は動画(YouTube)でご覧いただけますので、ぜひご視聴ください♪
 

 

◇特集3 令和5年度パネル巡回展 阿賀野川流域地域 水と大地のSDGsをさぐる【大河編】


 
毎年度恒例のパネル巡回展については、今年度から「流域のSDGsを探る」という共通テーマのもと、阿賀野川流域における光と影の歴史や文化、現在の様々な取組を、「大河」「公害」「大地」の3つの観点からまとめ、阿賀野川流域のSDGsを探っていく内容としています。
今年度(令和5年度)は阿賀野川の水の行方や過去の「水との闘い」を振り返り、清らかな水を守り生かす現在の取組を紹介する【大河編】です!
2024年1月6日(土)から3月30日(土)まで、阿賀野川流域の各施設にて巡回展示しておりますので、え~とこだよりの誌面または関連記事1をご覧いただき、お近くの会場でぜひご覧いただけますと幸いです。
なお、巡回展の終了後も、以下の施設で展示しますので、ぜひお出かけください!
道の駅「阿賀の里」(阿賀町)
【展示期間延長!】展示期間:2024年3月9日(土)~5月6日(月・振)〔観覧時間:9時~16時)
新潟県立環境と人間のふれあい館-新潟水俣病資料館-(新潟市北区)
展示期間:2024年4月13日(土)~5月12日(日)〔観覧時間:9時30分~16時30分/休館日:毎週月曜(月曜が休日の場合はその翌日)
 
◆関連記事1:【2024.3/30まで開催中】令和5年度パネル巡回展「阿賀野川流域地域 水と大地のSDGsをさぐる 【大河編】 清らかな水を守り活かす持続可能な豊かさとは?」

◇インフォメーション

  1. 【昨年2023年に出版されたばかり!】阿賀野川流域をテーマとした写真集を2冊紹介

    • 山口 冬人(やまぐち ふゆと)さん(公益社団法人日本写真家協会会員)撮影「あがのがわの息吹 HAIKU&PHOTOGRAPH 山口冬人俳句&写真集」(お問い合わせ先:電話0254-92-4345〔写真工房冬人〕)/【内容】阿賀町を中心に、大河・阿賀野川とその支流が生み出す四季折々の自然や風土を、そこに関わる人々の営みも含めて繊細に切り取った、100点以上の写真を収録。山口冬人氏が過去に詠んだ30句の俳句も添えられている。
    • 小原 王明(こはら きみはる) さん撮影「AGANO RIVER-阿賀野川と生きていく-小原王明写真集」(お問い合わせ先:電話025-244-0178〔新潟水俣病阿賀野患者会〕)/【内容】阿賀野川の美しい情景や、そこに生息する鳥たちの愛らしい姿、我々が守るべき自然の姿、ヘリでの上空からの空撮。現代の人間社会へのメッセージを含めた、80点以上の写真作品を収めた、フォトアーティスト・小原王明氏による写真集。

 
 

◆阿賀野川え~とこだより第38号

〇阿賀野川え~とこだより第38号P.1~3(PDF形式:3.59MB)

https://aganogawa.info/wp/wp-content/uploads/2024/02/eetoko38_1-3.pdf

〇阿賀野川え~とこだより第38号P.4~5(PDF形式:2.79MB)

https://aganogawa.info/wp/wp-content/uploads/2024/02/eetoko38_4-5.pdf

〇阿賀野川え~とこだより第38号P.6~8(PDF形式:3.27MB)

https://aganogawa.info/wp/wp-content/uploads/2024/02/eetoko38_6-8.pdf
 

◆阿賀野川え~とこだよりバックナンバー

https://aganogawa.info/backnumber

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開催中の令和5年度パネル巡回展「阿賀野川流域地域 水と大地のSDGsをさぐる 【大河編】 清らかな水を守り活かす持続可能な豊かさとは?」       阿賀町の道の駅「阿賀の里」(観覧時間:9時~16時)では、展示期間が延 …

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