2014年06月07日
カテゴリー:イベントレポート, イベント情報, ディナー, 企業・工場・産業, 地域活性化・地域再生, 安田瓦, 山の幸, 旧安田町, 歴史・文化(イベント), 泥漬け, 漬物・発酵食, 環境・地域再生, 環境学舎関連イベント, 産業・農業振興(イベント), 窯業, 蒸しかまど, 豪華な粗食, 郷土食・旅館・温泉, 阿賀野市, 食・グルメ・産物, 食・産物(イベント)
【イベントレポート後編】「やすだ瓦ロード誕生ものがたり」~阿賀野川流域の郷土食を集めた豪華に粗食“庵地”も大好評!!
イベントレポート前編に引き続き、やすだ瓦ロードフェスティバル2014の前夜祭講座として、5月31日の夜に開催されたイベント「やすだ瓦ロード誕生ものがたり」の様子をレポートします!今回は豪華な粗食の様子をお届けします♪
★1ご挨拶&映像鑑賞
→ 【イベントレポート前編】
★2講話「やすだ瓦ロード誕生ものがたり」
→ 【イベントレポート前編】
★3料理・阿賀野川流域の豪華な粗食“庵地”
イベント最後の締めは、〔一社〕あがのがわ環境学舎がコーディネートする「阿賀野川流域の郷土食を集めた豪華な粗食“庵地”」を皆で食す晩餐会です。今回は特別に料理人の方が阿賀流域の山菜をアレンジした贅沢なプレートもご用意しました。
秋子さんの講話の最中に、黙々と盛り付けを行われています★
今回の豪華な粗食には6種類のメニューをご用意しましたが、やはり安田瓦が生まれた庵地にちなんだ郷土食がメインになります♪ その中でも特に、お馴染みの蒸しかまどご飯と泥漬けとは別に、冷し汁が初お目見えの郷土食となります。
◆豪華な粗食“庵地”
- ミニ蒸しかまどで炊いた絶品ご飯
- 安田瓦の粘土に漬けた「泥漬け」3種(ナス・きゅうり・ニンジン)
- 昔の安田瓦の職人が夏に食べた「冷し汁」
- 阿賀流域の山菜をアレンジした贅沢なプレート
- みずとホタテのソテー自家製セミドライトマトと共に
- あざみと塩糀蒸し鶏の山葵豆腐ソース
- みずとあざみのピクルス
◇ミニ蒸しかまどで炊いた絶品ご飯
まずはお馴染みの蒸しかまどご飯♪ 参加者の皆さんからは大絶賛で、後で何基か購入された方々もいらっしゃったそうです。
◇安田瓦の粘土で漬けた泥漬け3種
これまたお馴染みの泥漬け。ナス・キュウリ・ニンジンの3種類を提供しました。
◇昔の安田瓦の職人が夏に食べた「冷し汁」
今回のお勧め料理の一つが、この「冷し汁」という郷土食で、カフェ&ギャラリー粘土工房ものがたりさんから調理していただきました。以前に遠藤秋子さんからお勧めされていた郷土食で、瓦製造の現場が高温になる夏場、職人さんたちが火照った身体を冷ますために、この冷し汁をご飯と一緒にかきこんで食べたのだそうです。
材料はキュウリ・ナス・ミョウガ・しそ・ネギなど、夏にぴったりの野菜ばかり。写真のように味噌をすり鉢ですって、刻んだキュウリ・ナス・ミョウガ・しそと和えます。そこにネギと水と氷を注ぎ入れると「冷し汁」の完成です♪ 参加者の方々からは大好評でした。
◇阿賀流域の山菜をアレンジした贅沢なプレート
そして、今回特に参加者の方々が驚いたのが、料理人の方から調理していただいたこの山菜の贅沢プレート!阿賀町で採れたばかりのアザミとミズを食材に、「山菜キュイジーヌ」とでも呼ぶべき独自の料理を3種類調理していただきました。
この写真は料理人の方からご提供いただきました。これは「みずとホタテのソテー~自家製セミドライトマトと共に」。量が少なくて、スタッフは食べられませんでした。残念!
この写真も同様にご提供いただいた「あざみと塩糀蒸し鶏の山葵豆腐ソース」。一番の特長は、笹神の「川上とうふ」さんのお豆腐を使った豆腐ソースで、お皿を舐めたくなるくらい美味しい。蒸し鶏は「山崎糀屋」さんの塩糀に漬けてあって凝っています。これらを混ぜてシャキシャキしたアザミと一緒に食す、大変満足感の高い一品でした。
山菜のピクルスもお酢がサッパリしていて、新鮮な美味しさでしたよ★
最後の食事に至るまで、参加された皆さんからは本当に楽しんでいただき、誠にありがとうございました。これからもあがのがわ環境学舎では、流域の方々や地場産業と連携して、地域の歴史講座と郷土食を組み合わせた新しいイベントを開催して参りたいと存じますので、よろしくお願いします!
◆丸三安田瓦工業㈱ホームページ
http://www.marumikawara.com/08gallery.html
◆安田瓦協同組合ホームページ
http://www.yasudakawara.jp/
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