2012年11月07日
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新潟市江南区横越で鮭漁ロバダンを行いました!
ロバダンをしたくてもなかなか伝手のなかった横越地区でしたが、
横越商工会からご紹介いただいた皆さんからお話をお聞きすることができ、そこからさらにご紹介いただいた横越の鮭漁についてお詳しい市村さんと10月24日(水)にロバダンを開催しました!
横越の鮭はほど良い脂がのっているので大変美味しいと有名だったんだという話や、
鮭漁に使う綿の網に、強度や水きりを良くするために「柿渋」をつけていた話、
その渋柿を網元が買ってくれるため、子どもの頃は対岸の京ヶ瀬まで柿の実を探しに行ったという話、
鮭が1,000本獲れると宮司を呼んでお祝いをした話、
網につける重しとなる石は、阿賀野川が横越まで運んでくる石だと削られすぎて軽いので、もう少し上流の五泉や阿賀野市千唐仁辺りまで取りに行った話など、昭和20~30年代の鮭漁の様子が目に浮かんでくるほど♪
他にも、実際に鮭漁ではどんな役割の人達がいて、どのように漁をしていたかを描いていただいたり、
網の一番中心になるところにつけていた「王べ様」を見せていただいたり…
私は持参したお茶菓子を食べるのを忘れるほど、あっという間に時間が経ってしまいました。
帰りには、当時の鮭漁についての記述がある貴重な書籍『阿賀の洲』を快くお貸しくださいました!
そして横越の鮭漁については、次のロバダンでも貴重なお話が聞けました!
その模様については、後ほど報告いたします☆
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