2011年11月29日
カテゴリー:未分類
五泉農業・船頭ロバダン!
10月20日(木)は五泉市巣本地区の農業の歴史について詳しい皆さんとロバダンを行いました!
巣本地域は稲作が主要作物だったのが昭和45年の減反政策を機に、昔から自家栽培していた里芋の本格栽培に取り組み始めたそう。
阿賀野川が氾濫したり河道が変わるたびに運んで来てくれる肥沃な土壌の恵みを受けて育った里芋「帛(きぬ)乙女」は、品種改良を重ねて次第に評判を呼び、ご存知のように今日では五泉を代表するブランド農産物となっています☆
そして10月27日(木)は、道の駅「阿賀の里」の「阿賀野川ライン舟下り」の船頭さん達とロバダン!
安田で砂利船に乗っていたという方や、帆掛け舟(揚川(あがわ)舟)を操縦していたという方からお話をお聞きしました☆
帆掛け舟で川を上る時に風が無い場合は、ホラ貝を吹いてその周辺の集落の4、5人の人を呼び、川辺から舟を綱で引っ張ってくれたそう。
そして現在の「阿賀野川ライン舟下り」は、昭和40年代中頃に有志5~6人が始め、船の前に2人、後ろに1人を乗せてお客さんを楽しませたそうです♪当時はもちろん自力で舟を漕いでいたので、汗をかきながらの一生懸命な船頭さんを見て、お客さんは心配をしてくれたんだと、昔を懐かしむように話されていました。
また現在の舟下りのお客さんで水俣病の事を聞く人は1割くらいで県外の人が多いということでした。今後は紙芝居「阿賀野川物語」などを活用するなどして、お客さんに対して新潟水俣病を含めきちんと受け答えができるようになりたいとおっしゃっていました。
コメントする