2011年12月07日

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立正大学の皆さんと!~ツアー☆二日目 その1~

立正大学シリーズ3回目☆(ご報告がとっても遅くなってすみません!)
今回はツアー2日目午前中の様子をお伝えします。

前日に、草倉銅山の光と影の歴史(最盛期は6千人も居住していたという銅山での先進的な暮らしや、煙害などの発生、坑夫たちの間にあった技能伝授と自治・救済などの機能をもった友子同盟についてなど)を紙芝居などで学んだ皆さん。
二日目は朝から現地見学に行きました☆

大山神社跡や…
旧製錬所があったとされる広場や…

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採鉱事務所があったとされる場所に残る赤茶けた石垣…

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銅を含んだ石を発見した三角沢(元文4年(1739年)に発見。これが草倉銅山の始まりと言われています)や坑道跡を見たり…

最後に、本山に残る坑夫たちの無縁墓を見ました。

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そして草倉銅山跡を後にして、鹿瀬発電所へ。

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発電所ができる前は草倉銅山の角神製錬所があり、そこから銅を帆掛け舟にのせて、新潟まで運んだそうです☆
船頭ロバダンでもお話がありましたが、帆掛け舟が往来する姿は見てみたかったな~と思います!!

当時の角神製錬所(写真奥)の様子はこちら!

当時の角神製錬所(写真奥)の様子はこちら!

そしてこの製錬所から出た有毒な煙によって、対岸の集落に煙害が発生した歴史が残っています。

次に訪れたのは、阿賀町向鹿瀬にある龍蔵寺。

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本山にも残っていましたが、こちらにも銅山で働いていた坑夫やその家族のお墓があります。
お墓には友子同盟の「親分・子分」の表記があり、当時の坑夫たちが友子同盟によって強く結ばれていた様子を読み取りました。

お昼は、明治42年から大正3年まで草倉銅山で働いていた矢部藤松さんのお孫さんが営む、津川の蕎麦屋さん「塩屋橘」にて、もりそばをいただきました♪

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こうして2日目の午前中は終了☆
午後から夜にかけてのプログラムについては、後ほどブログに掲載します!

◆これまでの記事
〇立正大学の皆さんと!~ツアー☆一日目~
https://aganogawa.info/archives/4518
〇立正大学の皆さんと!~雉やのお弁当♪~
https://aganogawa.info/archives/4508

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