2019年10月14日
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【2019.9/21~12/15開催】熊本県・水俣市立水俣病資料館企画展「新潟と水俣~お地蔵さんがつなぎ、伝えるもの~」
水俣病が発生した新潟と水俣、二つの地域をつなぐ“お地蔵さん”があることをご存知でしょうか。新潟水俣病が発生した阿賀野川の石で作られた「水俣地蔵」は水俣の百間(ひゃっけん)排水口前に、水俣川の石で作られた「阿賀地蔵」は阿賀野川のほとりの千唐仁(せんとうじ)に安置されています。
この二尊の“お地蔵さん”はなぜ作られたのでしょうか。
本企画展では、“お地蔵さん”を建立した川本輝夫さんと旗野秀人さんに焦点を当てて、その意味を解き明かしていきます。二人はそれぞれの地域で、水俣病の未認定患者の認定を求めて運動を展開していきました。闘いを率いてきた二人が、運動の中で“お地蔵さん”を建てるにいたったのはなぜなのか。
何を伝え、残そうとしたのかを考えることは、私たちに新たな視点を与えてくれることと思います。
(水俣病資料館ホームページより引用)
熊本県の水俣市立水俣病資料館では、2019年9月21日(土)から12月15日(日)までの間、企画展「新潟と水俣~お地蔵さんがつなぎ、伝えるもの~」(入場無料)が開催されています。
FM事業で平成29年度に作成したパネル作品「貴重な写真でたどる 阿賀野川の川業(川砂利・漁業・筏流し・船頭)が盛んだったあの頃~川業の隆盛と衰退、新潟水俣病の影、阿賀野川の現在」も、全てではありませんが抜粋され展示されています。
そして、2019年10月20日(日)には上映会『阿賀野川昔も今も宝もん』と、旗野秀人さん(制作者)と川本愛一郎さん(水俣病資料館「語り部」)のトーク「お地蔵さんへの想い」が、また、2019年11月23日(土・祝)には上映会『阿賀に生きる』が同時開催されます!
新潟からは遠いですが、お近くに行かれるご予定がある方はぜひ水俣市立水俣病資料館にお立ち寄りください。
新潟と水俣~お地蔵さんがつなぎ、伝えるもの~ 概要
- 期間:2019年9月21日(土)~12月15日(日)
- 鑑賞時間(水俣病資料館開館時間):午前9時~午後5時まで ※入館は閉館の30分前まで
- 会場:水俣市立水俣病資料館(住所:熊本県水俣市明神町1−53)
- 入館料:入場無料
- 同時開催イベント①
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上映会『阿賀野川昔も今も宝もん』(旗野秀人さん制作)
日時:2019年10月20日(日)午後1時~午後1時45分
会場:水俣病資料館 語り部講話室
ゲスト:旗野秀人-
トーク「お地蔵さんへの想い」~ 旗野秀人さん× 川本愛一郎さん~
日時:10月20日(日)午後2時~午後3時30分
場所:水俣病資料館 企画展示室
ゲスト:旗野秀人さん、川本愛一郎さん
聞き手:高倉鼓子さん - 同時開催イベント②
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上映会『阿賀に生きる』
日時:2019年11月23日(土・祝) 午後1時30分~午後4時
場所:水俣病資料館 企画展示室※すべて入場無料・事前申込不要
- 主催:水俣市立水俣病資料館
- 後援:高倉鼓子・旗野秀人・川本愛一郎・一般社団法人あがのがわ環境学舎・熊本大学大学院人文社会科学研究部(慶田研究室)
- お問い合わせ:水俣市立水俣病資料館(電話0966-62-2621)
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