2014年10月14日
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未来に共につなげよう公害資料館の“わ”「第2回公害資料館連携フォーラムin富山」開催!
昨年、新潟を会場に行われた「公害資料館連携フォーラム」
今年は、四大公害病の一つ、イタイイタイ病が発生した富山県で開催されます!
会場は、2年前に開館したばかりの「富山県立イタイイタイ病資料館」
一日目にはイタイイタイ病を学べるフィールドワークもあります。
富山へは新潟からは日帰りで行ける距離ですので、ぜひ興味を持たれた方は足をお運びください!
公害教育には、キャリア教育やリスクマネージメント、人権教育に通じる可能性があります。
各地の取組みを共有し、資料館の”わ”を広げて、
これからの「新しい公害教育」を模索する試みをこの富山のフォーラムで行います。
今年のフォーラムでは、共通テーマ「企業とのかかわり方」についても議論を行います。(チラシより引用)
第2回公害資料館連携フォーラムin富山 概要
- 開催日:平成26年12月5日(金)~7日(日)
- 会場:富山県立イタイイタイ病資料館(〒939-8224 富山県富山市友杉151)
- 参加費:無料(ただし、12月5日フィールドワークの参加費(12/5バス代資料代)は1,000円)
- 定員:100名(先着順!ただし、12月5日フィールドワークは先着50名様です!お早めに!)
- 申込締切:12月1日(月)
- 注意事項
※6日と7日は富山駅~富山空港~イタイイタイ病資料館の送迎バスを運行します。ご乗車希望の方はお申し込みください。
※イタイイタイ病資料館近辺には昼食を購入する場所がありません。昼食を持参するか、事前申し込みをしてください。 - 主催:公害資料館ネットワーク
- 共催:環境省、富山県
- 後援:富山市、富山県教育委員会、富山市教育委員会、日本環境教育学会、日本環境教育フォーラム
- 申込方法:チラシをご覧いただき、下記申込事項を記載の上、メール(webmaster@aozora.or.jp)またはFAX(06-6478-5885)にてお申し込みください。
<申し込み事項>
・氏名
・所属
・住所
・TEL
・FAX
・メールアドレス
・フィールドワーク参加申し込み(1000円)
*送迎バスの利用 有無(富山駅から 富山空港から)
・交流会(6日)の参加申し込み 5500円
・お弁当(7日)申し込み 1000円
・シャトルバスの申し込み
*6日 行き(富山駅から 富山空港から)
*7日 行き(富山駅から 富山空港から)
・参加希望の分科会番号(先着順。人数調整あり)
*6日 第1希望 第2希望
*7日 第1希望 第2希望 - <事務局・問合せ先・申込先>
公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL06-6475-8885 FAX06-6478-5885 http://aozora.or.jp/
担当:林、栗本 webmaster@aozora.or.jp
※環境省「平成26年度 地域活性化に向けた協働取組の加速化事業」全国事業
<12月5日(金)フィールドワーク (先着50名)>
○集合・解散場所:富山県立イタイイタイ病資料館
*12:00にJR富山駅、12:30富山空港を経由する送迎バスを配車します。ご乗車希望の方はお申し込みください。
○スケジュール
13:00 フィールドワーク開始(富山県立イタイイタイ病資料館)
~~~復元田、自主復元田、清流会館、イタイイタイ病資料館、神通川 など
17:30 終了
18:00 JR富山駅バス下車
<12月6日(土)基調講演>
○スケジュール
13:00-14:30 オープニング、基調講演
○基調講演タイトル:「企業との対話の可能性」
○講師:薗田 綾子さん
株式会社クレアン代表取締役、NPO法人サステナビリティ日本フォーラム 事務局長
1988年、クレアン設立。1995年頃から、環境・CSRビジネスをスタート。現在、延べ約500社のCSRコンサルティングやCSR報告書の企画制作支援。NPO法人サステナビリティ日本フォーラム事務局長、日経ソーシャルイニシアティブ大賞審査員など。
○12月6日(土)スケジュール
14:45-17:15 分科会 セッション1(分科会②③④⑤)
18:30-20:30 交流会(会場:ホテルグランテラス富山)
○12月7日(日)スケジュール
9:30-12:00 分科会 セッション2(分科会①②⑥⑦)
13:00-15:00 全体会
分科会① (7日開催) 資料の保存・活用
○タイトル:公害資料の収集・保存・整理 ?資料にまつわる悩みあれこれ?
「資料はあるが整理が追いつかない」「活用の仕方がわからない」など各団体の課題を共有し、公文書館機能を持ち民間資料も扱っている尼崎市立地域研究史料館の取組み事例を参考に、課題解決のヒントを探ります。
○ゲスト:尼崎市立地域研究史料館
○担当委員:小田康徳(西淀川・公害と環境資料館)/清水万由子(龍谷大学)
分科会② (6日及び7日開催) 展示
○タイトル:展示室をアクティブに-より良くするためのワークショップ
展示は研究者・専門家・業者が行うものだけではありません。説明文や写真がズラリと並ぶ常設展示はなかなか更新できませんが、“わかりやすく伝えるための魅せ方”はあるかもしれません。具体的な展示例を題材に、みんなでアレコレ考えてみたいと思います。
○ゲスト:染川香澄(ハンズ・オン プランニング)
○担当委員:田代優秋(あおぞら財団)
分科会③ (6日開催) アウトリーチ
○タイトル:地域の資源を活かした学びの場の展開
地域に存在する、あるいは埋もれている歴史や文化資源に光をあて、それらをつ ないで学びの場を創出する仕掛けを考えましょう。日本の各地で地域づくりや住 民参加型の調査に関わってこられたゲストから実践手法を学びます。
○ゲスト:嵯峨創平(岐阜県立森林文化アカデミー)
○担当委員:西村仁志(広島修道大学)/五十嵐有美子(京都府立大学)
分科会④ (6日開催) 企業との関係づくり
○タイトル:信頼関係構築にむけた目的の共有化、その創造的解決を目指して
本分科会は、被害者団体と原因企業、資料館が協力して信頼関係を構築し、共有目的に向かい協力していけるかを神岡鉱業株式会社とイタイイタイ病対策協議会との長年の立入調査の過程から得られた「緊張感ある信頼関係」を例にして考えていきたいと思います。
○ゲスト:神岡鉱業株式会社
○担当委員:五十嵐実(日本自然環境専門学校)/藤原園子(みずしま財団)
分科会⑤ (6日開催) 学校との関係づくり1
○タイトル:学校カリキュラムの中にいかに公害事件をとりこむか
本分科会は学校(小学校、中学校、高校、大学)の限定された時間割の中に、いかに公害の歴史をカリキュラムに取り込むかの工夫の実例を紹介します。具体的には副読本作成から学びます。
○ゲスト:水上義行(富山国際大学)
○担当委員:板倉豊(京都精華大学)
分科会⑥ (7日開催) 学校との関係づくり2
○タイトル:地元のこどもたちに・・「イタイイタイ病について伝えよう」
宮野小学校は婦中町の中でも、被害が重篤であった地域にあります。一昨年より2年間、総合的な学習のテーマとしてイタイイタイ病を取りあげてきた実践から学びます。
○ゲスト:柳田和文(富山市立宮野小学校)
○担当委員:高田研(都留文科大学)
分科会⑦ (7日開催) マネージメント
○タイトル:公害資料館のパワーアップ!よりよい人材づくりと組織づくりへ
組織を維持、発展させていくために不可欠な運営の基礎は、業務品質管理、スタッフのマネジメント、広報、会議、会計の5つです。公害資料館のパワーアッ プのために今、取組むことについて、講義と個人ワークを通じて学びます。
○ゲスト:川北秀人(人と組織と地球のための国際研究所)
○担当委員:西村仁志(広島修道大学)
<公害資料館ネットワーク構成団体>(五十音順)2014/7/10現在
・尼崎市立地域研究史料館
・尼崎南部再生研究室(あまけん)
・イタイイタイ病対策協議会 清流会館
・一般社団法人あがのがわ環境学舎
・一般財団法人水俣病センター相思社 水俣病歴史考証館
・北九州市環境ミュージアム
・公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
・公益財団法人水島地域環境再生財団(みずしま財団)
・公害被害者総行動実行委員会
・国立水俣病総合研究センター 水俣病情報センター
・富山県立イタイイタイ病資料館
・新潟県立環境と人間のふれあい館―新潟水俣病資料館―
・水俣市立水俣病資料館
・四日市市環境保全課 四日市公害と環境未来館準備室
・立教大学共生社会研究センター
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