環境と人間のふれあい館開館14周年記念講演会 「新潟水俣病が教えてくれたもの」開催レポート!

7月26日に開催された“環境と人間のふれあい館開館14周年記念講演会 「新潟水俣病が教えてくれたもの」”について、あがのがわ環境学舎の研究員兼管理人の波多野孝さんが取材し記事にまとめてくださいましたので、ご紹介いたします!

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(県立環境と人間のふれあい館-新潟水俣病資料館-館長の塚田眞弘さんあいさつ)

2015年7月26日、環境と人間のふれあい館で、開館14周年記念講演会が行われた。
学生、患者、一般、市・県関係者など60名が参加した。
テーマは「新潟水俣病が教えてくれたもの」~水俣病患者に寄り添って~で、長年患者を支援してきた各方面5名によるパネルディスカッションが行われた。

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(パネルディスカッションの様子)

医師や患者支援者の立場から、発生当時から現在までの活動内容や成果、ジレンマ等について語った。
まとめとして医師は「活動を通してたくましさを教えてもらった」、患者支援者は「患者さんとじっくり付き合うことが重要」と話した。また、患者団体の会長は「大きな希望と夢を持つ子どもに対し、責任がある。何も悪いことはしていないので、委縮して生活する必要はない」、「大勢で頑張ることの意義は大きい。子どもと接することは喜びであり、生きる励みになる」と結んだ。

◆新潟県立環境と人間のふれあい館-新潟水俣病資料館-
http://www.fureaikan.net/

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