2013年12月14日

カテゴリー:未分類

ミニ蒸しかまど販売サイト★仮オープン!~日本の美味しいお米を最も美味しい炊き方で!

ネットショップトップ画面

お待たせしました!以前予告したミニ蒸しかまどの販売サイト。オープンが延期されてきましたが、まだ未完成ながら本日仮オープンいたします!

ネットショップロゴ ◆ミニ蒸しかまど販売サイト (ネットショップ阿賀の宝ものがたり)
http://www.mushikamado.com/

日本のお米は美味しい。
そんな世界でも最高品質のお米を、昔の人の知恵と技で培われた最高の炊き方で、皆さんの食卓にお届けしたい。そんな想いから、米どころ新潟で暮らす私たちは、この製品を手がけました。
羽釜のご飯一合は、お茶碗2杯の分量です。毎日の暮らしの中で、お茶碗2杯分の幸せをお楽しみください。

先日、NPO法人ごはん科学研究所で発表したプレゼンテーションのスライドの何枚かを使って、このサイトの概要を紹介します。


◆1.そもそも「蒸しかまど」って何? ~ 本当に美味しいご飯を炊く魔法の炊飯器
蒸しかまどプレゼン2013_ページ_02

独特なフォルムが印象的な、素焼き粘土製の「蒸しかまど」は、大正期や昭和初期に大きな料理屋さんや旦那様のお屋敷などで使われていた、木炭などで炊く幻の炊飯器のことです。しかし、昭和20年代以降になって、便利なガス釜や電気釜が普及し始めてから、急速に姿を消していきました。ご年配の方の中には、辛うじてご記憶にある方もいらっしゃるかもしれません。

有名な料理マンガ「将太の寿司」でも紹介されていますが、蒸しかまど最大の魅力は何と言っても、現代の高級炊飯器に勝るとも劣らない、最高に美味しいツヤツヤのお米が炊ける点に尽きます。豊かな社会に生きる今の私たちからすると、「昔の炊き方の方が美味しかったなんて…!」と、先人の知恵や技術の高さに驚くばかり。実は今でも、お寿司屋さんやウナギ屋さんの中には、蒸しかまどで炊いたご飯にこだわるお店も残っているほどです。


◆2.ミニ蒸しかまど誕生! ~ 通常の蒸しかまどにはないメリットとは?

絶品ご飯が評判を呼んだ昔ながらの蒸しかまど。しかし、サイズが大きくて重く、燃料には火起こしした木炭が必要で、室内向けではなかったため、各家庭にはなかなか広まらなかったのです。「どうしたらもっと多くの人の暮らしに広められるだろう」と悩んだ㈲小田製陶所代表の小田さん。そして、試行錯誤の末に実現させたアイデアが、この一合炊きの「ミニ蒸しかまど」でした。

Oメリット1:室内でも使える赤ちゃんサイズの小型仕様
蒸しかまどプレゼン2013_ページ_06
まず第一のメリットは、ミニ蒸しかまどはコンパクトな赤ちゃんサイズ(直径23 ㎝・高さ32 ㎝・重さ8 ㎏)なので、女性の方でも持ち運びができて、室内の食卓などに置いてお使いになれること。従来の蒸しかまどと比べると、その大きさの違いは一目瞭然!見た目もかわいく、不思議と愛着も湧いてきます♪

Oメリット2:木炭いらず…固形燃料の少ない火力でラクチン炊飯!
蒸しかまどプレゼン2013_ページ_07
蒸しかまどで絶品ご飯が炊ける最大の秘密…それは圧倒的な熱効率の良さ!それでも、サイズが大きい従来の製品は火起こしした木炭が必要でしたが、ミニ蒸しかまどはコンパクトサイズで抜群の熱効率が発揮されるため、小さな固形燃料(25g)で白米の絶品ご飯が炊けてしまいます!もちろん、土鍋やカマドにつきものの「火加減」を気にする必要も一切なし。

Oメリット3:使い方カンタン♪ 成功確率(ほぼ)100%の4ステップ
蒸しかまどプレゼン2013_ページ_08
土鍋やカマドとは異なり、ミニ蒸しかまどの炊飯は、面倒なコツをつかむ必要も一切ありません。20分炊いて、空気穴とじて、10分蒸らす…この手順さえシッカリ守ればほぼ失敗することなく、たった30分間で、白いお米がツヤツヤに立った美味しいあったかご飯が召し上がれます♪

炊飯(縮小)


◆3.蒸しかまどの秘密 ~ 最高の熱効率がお米の旨みを最大限に引き出す
蒸しかまどプレゼン2013_ページ_09
そもそも蒸しかまどはなぜ絶品ご飯が炊けるのでしょうか?
その答えは徹底した「熱効率の良さ」にあり、本体の構造に秘密が隠されています。

O炊飯中:「煙突効果」が、少ない火力で最大限の熱の力を引き出す!
炊飯中の秘密は開放された上下の空気穴にあります。炊飯中は下の穴から新鮮な酸素が引き込まれて燃焼され、上の穴へと勢いよく排気されていきます。こうした蒸しかまどの構造が、少ない火力で最大限の熱を引き出せる「煙突効果」を生み出し、羽釜へ効率良く熱が伝わるのです。

O蒸らし中:素焼き粘土が熱を外へ漏らさず、お米をツヤ立たせる!
蒸らし中は、上下の空気穴に蓋をします。すると、本体が素焼き粘土製なので、余熱の大部分が外に逃げず、中に閉じ込められます。そのため、余熱がすべて羽釜に向かって、全体にムラなく蒸らせるため、お米一粒一粒がツヤ立ち、旨みが存分に引き出されるわけです!

ミニ蒸しかまど炊飯前後


◆最後に.土と火と共に生きてきた小田製陶所・伝統の技が生かされている!
良質な粘土が豊富に採れる阿賀野川中流域で、明治期から土と火と共に生きてきた小田製陶所。現在の主力商品も田畑の暗渠排水土管で、こうした素焼き粘土製品の分野では高い技術を誇ってきました。この蒸しかまどにも、そんな匠の技がいかんなく発揮されており、多くの皆さんに自信をもっておすすめできる製品となっています!

昔の小田製陶所

カメマーク◆有限会社小田製陶所
http://www.odakame.com/

ミニ蒸しかまど販売サイト★仮オープン!~日本の美味しいお米を最も美味しい炊き方で! 2件のフィードバック

  • 小室 広一様のコメント: 2014年4月10日

    蒸しかまど は 大変魅力的ですが、一升だと大きいし 一合だとチョット小さいですね。
    その間(五合)は 制作しないのでしょうか?

    • 事務局スタッフ様のコメント: 2014年4月11日

      小室様
      この度はブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。

      ご質問の件につきまして大変申し訳ないのですが、現在のところ5合炊き用の蒸しかまどを制作する予定はございません。
      しかしながら、仮に木炭燃料での屋外使用を想定されている場合、確かに1升炊きよりもコンパクトなサイズがあれば、より手軽にアウトドアでの炊飯を楽しんでいただけるため、今後さらにお客様から同様のご意見・ご要望を頂戴しましたら、開発元の(有)小田製陶所とも検討して参りたいと存じます。
      なお、仮に室内で手軽に炊飯されたい場合、固形燃料の使用が推奨されますので、その場合は現状のミニ蒸しかまど本体の大きさが限度となります(※それ以上本体が大きくなりますと、固形燃料では火力が弱いため木炭燃料になってしまいます)。

      ところで、現在サイト上(http://www.mushikamado.com/)では1合炊きのみの販売となっておりますが、実は早ければ来月から「1.5合炊き」用へとリニューアルさせていただく予定となっております(※本体サイズは変わらないため、これまで通りの固形燃料にて炊飯可能です)。5合よりは炊飯できる量が少ないため小室さまのご希望には添いかねるかと存じますが、販売準備が整い次第サイト上にてご案内させていただきますので、もしご興味がございましたらご検討いただけますと幸いです。

      この度は貴重なご意見を誠にありがとうございました。
      ご要望にお応えできず、大変恐縮でございますが、今後とも何かご不明な点がございましたらご遠慮なくお問い合わせくださいませ。
      今後とも「阿賀野川え~とこだ!ブログ」をどうぞよろしくお願いいたします。

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