【H28.3.29参加者募集】ふるさとの環境づくり企業が取り組むCSR情報発信フォーラム(第1回)を開催します!

CSRチラシ
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伊藤園・クラレテクノ・麒麟山酒造 …… 県内外企業の“キラリと光る”CSR事例を学ぼう!

工場排水に含まれた有機水銀が阿賀野川に流れ出て被害が発生した新潟水俣病が、昭和40年に公式に確認されてから50年が経過しました。
 
現在、新潟県が官民協働で展開する、阿賀野川流域の地域再生を目指した取組「阿賀野川え~とこだプロジェクト」(阿賀野川流域地域フィールドミュージアム事業)では、昭和電工㈱等と協働してCSR研修プログラムを提供しています。

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現代では当時とは異なり、多くの企業が環境や人権に配慮したり、地域貢献などを目指す様々なCSR活動に熱心に取り組んでいます。今後、公害を二度と繰り返さない社会の実現を目指すためにも、こうしたCSRに取り組む企業を「ふるさとの環境づくり企業」と位置づけ、その「キラリと光る」取組事例を情報発信するフォーラムを開催します!

地域貢献を目指す企業の情報発信力が問われる時代 〜 様々なCSR事例を通じて

経済的利益が何よりも優先された昭和の高度経済成長期の企業活動とは異なり、現在では環境・人権・地域貢献など様々なCSR活動が盛んで、当時と比べると隔世の感があります。しかし、せっかくの成果を社会や地域にうまく伝達できていない企業も少なくありません。今回のフォーラムでは県内外の企業が取り組む様々なCSR事例を参照しながら、CSRにおける情報発信の意義やメリット、手法について皆さんと共有します。

CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)とは?

企業が社会や環境と共存し、持続可能な成長を図るため、その活動の影響について責任をとる企業行動であり、企業を取り巻く様々なステークホルダー(※利害関係者:株主・投資家、消費者、取引先、従業員、地域社会など企業を取り巻く社会全体)からの信頼を得るための企業のあり方を指します。【経済産業省ホームページより】

 

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◆第1部:㈱伊藤園CSR推進部長・笹谷秀光氏による講演「企業と社会との共有価値の創造-「協創力」が稼ぐ時代-」

官僚出身の笹谷氏は㈱伊藤園入社後、国際規格ISO26000をいち早く取り入れて、同社CSR施策を大胆に再編した手法が注目されました。

この“トリプルS”(CSR・CSV・EDS)と呼ばれる経営戦略をご紹介いただくほか、「協創力が稼ぐ時代」の新たな経営戦略として注目される「発信型三方よし」などを講演していただきます。
 
◇㈱伊藤園・常務執行役員/CSR推進部長・笹谷秀光(ささやひでみつ)氏

東京大学法学部卒業。1977年農林省(現農林水産)入省。人事院研修で1981-1983年フランス留学、外務省出向(1987-1990年在米国日本大使館一等書記官)。農林水産省にて、中山間地域活性化推進室長、市場課長、牛乳乳製品課長、国際経済課長、農林水産技術会議総務課長等を歴任。2003年環境省大臣官房政策評価広報課長、2005年環境省大臣官房審議官、2006年農林水産省大臣官房審議官、2007年関東森林管理局長を経て、2008年退官。同年伊藤園入社、知的財産部長、経営企画部長等を経て2010-2014年取締役。2014年7月25日より現職。CSR・環境を担当。現在、多様なテーマの、講演・シンポジウムに登壇多数。著書「CSR新時代の競争戦略-ISO26000活用術」、「ビジネス思考の日本創生・地方創生 協創力が稼ぐ時代」

◆第2部:クラレテクノ㈱新潟営業所・麒麟山酒造㈱・昭和電工㈱などのCSR事例発表

これまで様々な企業に対してCSR事例のヒアリングを重ねてきた中から、今回フォーラムでは新潟県内に事業所や関連会社等が所在する下記3社の“キラリと光る”事例を通じて、新潟らしいCSRとは何かを会場の皆さんと共に考えます。

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◇異業種の介護事業 〜 クラレテクノ㈱新潟営業所

生産・物流業務などを請け負うクラレテクノ㈱(胎内市所在…化学素材メーカー・クラレ㈱のグループ企業)は、県内における介護事業への異業種参入の先駆けとして、2004年から介護施設「ちゅーりっぷ苑」を運営しています。当日はこうしたクラレグループの様々なCSR事例を発表していただきます。

発表者:クラレテクノ㈱新潟営業所長・斎藤 茂雄 氏

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◇地元の米・森づくり 〜 麒麟山酒造㈱

「清酒・麒麟山」で有名な麒麟山酒造㈱(阿賀町所在)は、日本酒の製造に欠かせないお米と清水を守るため、阿賀町での米づくり・森づくりを積極的に進めてきました。阿賀町産米比率の向上により地元農業の持続可能性を高めると共に、上流域の山林保全を通じて水源涵養機能を守るなどの取組を発表します。

発表者:麒麟山酒造㈱代表取締役社長・齋藤 俊太郎 氏

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◇鹿瀬工場の排水見学 〜 昭和電工㈱など

かつて新潟水俣病問題で揺れた旧昭和電工㈱鹿瀬工場は現在、昭和電工㈱の関連企業・新潟昭和㈱(阿賀町所在)となって操業を続けています。近年はあがのがわ環境学舎と連携して、現在の排水処理の仕組みを学ぶ工場見学プログラムを展開しており、その取組の様子や意義について発表します。

発表者:一般社団法人あがのがわ環境学舎職員・山崎 陽

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◇情報提供:新潟県立環境と人間のふれあい館リニューアルオープン

新潟市北区の福島潟のほとりにたつ新潟県立環境と人間のふれあい館は、新潟水俣病や水環境について学習できる施設です。この1月にリニューアルオープンしたばかりで、企業の視察研修などにも対応できます。当日はこの施設の利用についても、参加された皆さんにご案内します!

発表者:環境と人間のふれあい館副参事・高野 栄芳 氏

 

開催概要

  • 開催日時:平成28年3月29日(火)13時半~16時半(開場:13時〜)
  • 開催会場:新潟ユニゾンプラザ4F大研修室(住所:新潟市中央区上所2丁目2番2号
  • 参加対象:新潟県内企業等 & 一般県民
  • 参加料金:無料
  • 申込方法:下記必要事項をご記入の上、FAXまたはメールにて下記申込先までお申し込みください。
    1. 企業・団体用必要事項:①企業名/②住所/③参加者氏名・フリガナ/④参加社所属・役職/⑤電話番号/⑥FAX番号/⑦電子メールアドレス(※FAXの場合、送付用紙は必要なくこのまま送信願います。E-mailの場合、件名を「3/29CSRフォーラム申込」としてお送りください。)
    2. 個人用必要事項:①お名前・フリガナ/②住所/③電話番号(※FAXの場合、送付用紙は必要なくこのまま送信願います。電子メールの場合、件名を「3/29CSRフォーラム申込」としてお送りください。なお、いただいた個人情報は、流域再生事業の実施を目的とした用途以外に使用することはありません)
  • お問合せ・お申込み先:一般社団法人あがのがわ環境学舎(TEL&FAX:0250-68-5424/メールaganogawa@niigata.email.ne.jp)
  • 主催:新潟県(担当:新潟県立環境と人間のふれあい館)
  • 共催:新潟CSR研究会・一般社団法人あがのがわ環境学舎
  • 後援:新潟商工会議所、新潟県経営者協会、新潟県中小企業家同友会

 

会場マップ


 
◆ふるさとの環境づくり企業が取り組むCSR情報発信フォーラム(第1回)チラシ(PDF:991KB)
https://aganogawa.info/wp/wp-content/uploads/2016/02/9737b7af762fe672f1a9cdda98858f19.pdf

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