2015年05月07日
カテゴリー:イベントレポート, イベント情報, 新潟水俣病, 旧安田町, 環境・地域再生, 芸能・演劇・映画(イベント), 講座・シンポ(イベント), 阿賀野市
阿賀の岸辺にて2015追悼集会 開催レポート!
5月4日に開催された「阿賀の岸辺にて2015追悼集会」について、あがのがわ環境学舎の研究員兼管理人の波多野孝さんが取材し記事にまとめてくださいましたので、ご紹介いたします!
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今年23周年を迎える、新潟水俣病安田患者の会主催の追悼集会が、2015年5月4日、阿賀野市(旧安田町)の城のうちコミュニティーセンターで開催された。
(主催:事務局・旗野秀人さん)
県内外関係者や一般参加者合わせて150名を超える集会になった。(NHK発表は100名だったが、靴を数えたら150名を超えていたので、こちらの数が正確に近い)
今年は、渡良瀬川の石で彫られた地蔵様と共に旅をする高橋信行さんや、水俣市からゲストとして来られた緒方正人さん、相思社の永野三智さん、胎児性患者の金子雄二さんなど多彩なゲストを迎えての集会となった。
(渡良瀬川の石で彫られた地蔵様と共に旅をする高橋信行さん)
(水俣市からのゲスト・水俣病患者の緒方正人さん(写真右)と相思社の永野三智さん)
(写真左から、水俣市からのゲスト・胎児性患者の金子雄二さん、安田患者の会の渡辺参治さん)
午前中は映画「阿賀に生きる」や小林茂監督「風の波紋」の上映。午後は、緒方さんの講演、歌う水俣病患者渡辺参治さんの白寿の祝いなどが行われた。
(取材を受ける小林茂監督)
(緒方正人さん(漁師・水俣病患者)の講演)
(渡辺参治さんの白寿の祝い)
併せて、昨年逝去された、書家の小山素雲氏の追悼展も行われた。
毎年行われている集会であるが、参加者の高齢化が進む中、次世代の若者の参加も目立った今年の集会であった。(0歳から99歳まで参加する集会も、珍しい)
文責 研究員 波多野 孝
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