2014年01月17日
カテゴリー:新潟市北区, 旧豊栄市, 昔の写真・史料の整備, 環境・地域再生, 阿賀野川え~とこだプロジェクト
昔の写真が続々と集まりつつあります!@新潟市北区高森
以前にも募集していた高森集落での写真収集の件について、先週金曜日に「ロバダン!」でお邪魔した高森集落のあるお宅では、本当に貴重な昔の写真を何点も所有しておられました。
例えば、この写真は砂浜ではなく、阿賀野川の河川敷での光景とのこと。後ろに写っている鉄橋は、白新線か泰平橋でしょうか。現在の胡桃山地区より下流側の光景。昔は河川敷が砂浜のように川へと続いていたと仰っていました。
続いて、高森の丘の大ケヤキの前での記念撮影。終戦から1~2年後の写真で、戦時中は神楽を中核的に担っていた人材が出征して戦死などしたため、かつての神楽経験者である地域の先達が、残った若者に神楽を教えて継承させたとのことです。その際に撮影された貴重な1枚。
現在の大ケヤキ…時の流れを感じさせます。貴重な写真のご提供、本当にありがとうございました!
写真提供者の方曰く、つい先日に高森稲荷神社の境内で、UX新潟テレビ21が特別番組の撮影を行ったとのこと。それが「八十里越・会津街道物語」という番組で、流行語大賞を獲った「今でしょ」でお馴染みの林修先生がナビゲーターとなって、幕末から明治にかけての長岡・会津・阿賀野川流域をつなぐ複雑なストーリーが紐解かれます。
(UX新潟テレビ21ホームページよりキャプチャして引用)
高森の丘など新潟市北区がロケ地の一つに選ばれた理由は、会津街道を通って会津から逃げてきた少年(山川健次郎、後の東大総長)を、葛塚(新潟市北区豊栄)の遠藤七郎がかくまったからでした。遠藤家は有名な葛塚市を開き、七郎自身も村杉温泉が現在の温泉地に移る礎を築くなど、阿賀野川流域の歴史に大変深い関わりがあります。
いずれにせよ、河井継之助の八十里越から会津街道の逃避行までを描いた壮大な番組ですが、興味のある方は明日1月18日(土)16時半から約1時間UXで放映されますのでぜひご覧ください!
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