2009年07月29日

カテゴリー:未分類

モデル授業in五泉市立五泉小学校♪

事務局Yです。
今回は少しFM事業を離れて、ずいぶん前になりますが(汗)…五泉小学校にて、新潟水俣病教師用指導資料を用いたモデル授業が行われました。
本日は、その模様をお届けします!

その前に、新潟県の事業である「新潟水俣病教師用指導資料」の説明を…。
この資料はそもそも…日ごろから多忙な小・中学校の先生方が、複雑すぎて子どもたちになかなか教えにくい新潟水俣病を、総合学習や道徳の授業などで取り上げやすくするため、作成に取りかかったものです。

県内の先生方&有識者でチームを組んで、小学校3年生から中学校3年生まで、各学年別に発達段階に応じた目的と題材で、鋭意作成中です。
昨年度中に資料の原案が作成され、今年度はそれをもとにモデル授業を実施して、実践に耐えうるようブラッシュアップに取り組んでいただいている段階です。

新潟県内の次世代を担う子どもたちへ、新潟水俣病の経験と教訓を伝えていければ良いなあと、関係者一同考えています。

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6月23日(火)午前中
五泉小学校に到着です!

五泉小学校第4学年のモデル授業。
(※私が視察できたのはその授業だけでした。)
「みんなが仲良く暮らしていくために」がテーマです。
ご存知のとおり、新潟水俣病でも患者さんへの偏見や中傷がありました。
現在でも、その辛い記憶は患者さんやその家族の皆さんの心の中に残っていて、家族の間で内緒にしたり、家族から公表を止められたり…という形で続いています。

子どもたちと先生の真剣勝負みたいな感じで…なかなか濃密な時間でした。

いかに「相手の立場を思いやれるか」がポイントなのですが、大人の私たちにとってもなかなか難しいことだったりします。新潟水俣病の問題を越えて、私たちの社会の中にある普遍的なテーマだと感じました。

◆五泉市立五泉小学校ホームページ
http://www4.ocn.ne.jp/~gosensho/

◆こちらもお読みください!
ブログ記事:「モデル授業in五泉市立愛宕中学校♪」

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