2014年04月16日
カテゴリー:ひとやすみスポット
【H26.4.14現在満開!】新江の桜@阿賀野市★阿賀野川開花情報!
江戸時代に開削され、阿賀野市から旧豊栄市岡方地区にかけて、阿賀野川右岸の広大な田畑を潤してきた農業用水路「新江用水」。その上流域の阿賀野市には、両岸約4.6kmにわたって500本のソメイヨシノが咲き誇る桜並木があります。
平成26年4月14日現在、満開になっています!
今年は例年以上に満開で、「咲き乱れている」と言っても過言ではありません!
新江用水は阿賀野川頭首工から取水され暗渠を通り、渡場付近から開渠になっているため、そこから新江の桜並木は始まっています。県道41号線までの区間を上流部分、県道41号線から都辺田川を越えて人家が途切れる地点(ライトアップが終わる地点)までを中流部分、それ以降の桜並木を下流部分として、それぞれ紹介していきます。
◆新江の桜並木(上流部分)
上流部分の桜並木は樹勢が大変良く、満開時は咲き乱れるため、その光景は圧巻の一言です。人家も少ないため、シートなどを敷いた鑑賞に適していますよ♪ 撮影時もシートを敷いて、花見弁当を召し上がっている女性グループがいらっしゃいました。
◆新江の桜並木(中流部分)
中流部分の桜並木も樹勢が大変良く、満開時は豪快に咲き乱れる上に、夜間もライトアップされるため、大変見応えがあります。ただし、両脇に人家が多いため、シートなどを敷いた鑑賞には適していません。マナーを守って静かに鑑賞しましょう♪
◆新江の桜並木(下流部分)
桜並木の樹勢は上・中流部分と比べると若干落ちますが、それでも十分に見応えがあります。人家も少ないため、シートなどを敷いた鑑賞に適しています。 ダシの風に吹かれて、桜吹雪が舞い落ちる頃も見事な光景ですよ♪
さて、上流部分から下流部分にかけて満開の桜並木を写真で堪能してきましたが、実は戦前にも新江に桜並木があったのは、ご存知でしたでしょうか?
これは明治期から大正期にかけて撮影された写真で、実は柏崎市立図書館の小竹コレクション所蔵の絵葉書なのです。大昔の「新江の桜」は絵葉書の題材となるほど景勝地として有名でしたが、残念ながら第二次大戦中に薪炭用として伐採されてしまいました。
ちなみに、現在の桜並木は、旧安田町の町制20年を記念して、昭和55年に町民の手で植樹されたものです。昔に途絶えた歴史を再びよみがえらせ、「阿賀の宝もん」として現在へと引き継がれているんですね。
いかがでしたでしょうか?今はもうすぐ桜吹雪が舞い始める頃かもしれません。
よろしければぜひお出かけになって、ご覧になられてください!
◆阿賀野市ホームページ
http://www.city.agano.niigata.jp/kankou/shinenosakura.htm
◆阿賀野川土地改良区ホームページ
http://www.aganogawa.net/shiryokan.html
O新江用水路の歴史
http://www.aganogawa.net/sineyousui.rekisi.pdf
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